ここで言う債務整理は「任意整理」のことを指します。
私は専門家でもないし、任意整理自体が未経験ですので、言葉足らずのところ、認識違いのところがあるかと思います。その点ご了承下さい。
任意整理とは?
簡単に言うと、「利息制限法により利息の再計算を行って債務額を減らし、月々の返済額を軽減・一定化すること」になると思います。
任意整理のメリット・デメリットは?
○メリット
- 借金が減額される可能性がある
- 任意整理以降利息を払わなくても良い
- 借金完済までの道筋が見えている
- 介入通知により、督促がなくなり返済も一時ストップできる
- どこからも借りられない状況を作ることができる
- 利息の払い過ぎ分が借入元金を超えていると、お金が戻ってくることもある
×デメリット
- ローン会社からのからの信用を失くす
- しばらくの間ローンが組めなくなる
- 将来的なデメリットが見えない
メリット、デメリットを比較すれば、任意整理をした方が得策のように思います。ではなぜ私がその昔 “任意整理” ではなく “自力返済” を目指したのか?
・あまり減額が期待できなかったこと
・実際のデメリットを想像することができなかったこと
・多重債務であることが問題なのではなくて、借金を作ってしまった経緯と体質に問題があること
もう少し踏み込んで言うと、正直怖かったのです。
・身内に迷惑は掛からないのか?
・債権者全てがすんなり和解に応じてくれるだろうか?
・デメリットの不安を抱きながら、前向きに生活していけるだろうか?
ともあれ、たとえ借金がチャラになろうとも、問題の根本解決にはならないと考えたわけです。あくまでも【私の場合】です。
メリット、デメリットは、人それぞれ違ってくると思います。
大切なのは、任意整理をするにしても、自力返済を目指すにしても、それら決意に対する気持ちの問題だと思います。
ただ楽になりたいではダメです。
自分の【今】そして【将来】を真剣に考え、これまでの自分を見つめなおし、その結果、納得のいく前向きな結論が導き出されたのであれば、任意整理であれ、自力返済であれ、良い結果になると思います。
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