借金の経緯<09>その甘さが多重債務者たる所以
【2004年】
- 自己破産? or 自力返済?
-
自力返済
理由は…
●将来的にどんなデメリットがでてくるか想像できなかった ●困ったときに貸してくれて何気に助けてもらったのに、それを返さないと言うのは道理に反すると思った ●弁護士費用を払いたくなかった
自力返済によるデメリットもあるけれど「借金は踏み倒すのに、弁護士費用は払う」と言うことに最後まで自分の中で納得することができませんでした。
で、迫りくる返済をどうするか?
お金は完全に底をついている。借り換えも不能。しかも無職。
また両親に頼る?
うーん、言いたくないなぁ~。今回ばかりは、何を言われるか分からない。
仕事を辞め、父親と同居するにあたり、ある程度の借金があることは話してあるが、自己破産するほどとは思っていない。それを知ったら発狂するだろう。
しかしお金がない!
そして嘘をつき続けるのはとても疲れる。既に滞納している分もあり待ったなし。
意を決して、父親に相談。
予想は裏切られ、まったく怒られませんでした。嫌な顔ひとつせず、むしろ全てを明らかにしたことを歓迎。さらに、収入ができるまでの間の返済については、援助してくれるとのこと。少しばかりの補填も。
自分がとても恥ずかしくなった。
情けなさと、すがすがしさと、相反する気持ちが入り混じる。
甘い?
はい、甘いです。最初からそれを期待して相談してる。そして借金を重ねている間も、ヤバい、ヤバいと思いながらもどこかで、最終的には両親に相談すればいいやと言う腹積もりがある。
って言うか、親からの援助ありきで自力返済と言えるのか?
いや、言えない…
あとがき
2004年、この時期に今と同じタイトルでブログを始めた。「JUGEM」だった。まだ当時はできたてのサービスで不安定だったことを覚えている。
ブログは3年程度で閉鎖。しかしまさか10年後も借金をしていて、ブログを復活させる事態になるとは思っていませんでした。そして、結婚して子供もいる。
人生って分からないものですね
コメント