借金の経緯<08>自己破産? or 自力返済?
【2004年】
2004年4月、借金で首が回らなくなり、またしても精神的にボロボロになったので、再上京後から3年間続けた仕事を辞めタイミング良く単身赴任中であった父親と同居することになった。
多額の借金を抱えながら無職…
債務整理しかないかな?
ホームページでいろいろ調べ、そのような結論に近づきつつあった。
少し不安ではあったが、あれこれ考えていても仕方ないと思い、最終的には前向きな気持ちで法律事務所へ相談に行くことにした。
当日…
先ずは司法書士の先生と話す
現在の借金総額、借金をした理由、当面の収入、財産の有無…etc
借金をした理由に関しては、ツーショットダイヤル、パチスロ、風俗等、恥ずかしい気持ちを抑えつつ全て正直に伝えた。
自分としては任意整理(貸し主と交渉して返済額や返済時期を決め、決めた合意に従って返済していく方法)を希望していたが、試算した結果、あまりメリットがないことと、現在無職(収入ゼロ)のため難しいだろうと言われ自己破産を勧められた。
自己破産!
ショックだった。
それでも色々と話しを聞いているうちに、自己破産へ気持ちは流れていった。何とも安易だけど、楽になりたいと言う気持ちがそうさせた。
そして、弁護士登場!
司法書士の先生との会話記録を元に、ほんの少し話しをした後、あっさりと「自己破産」を勧められる。
本当にあっさりと。
既に滞納しているものもあり、すぐに返済できるお金を工面できないので、督促の電話が来るのが怖い。先ずはそれを防ぎたかった。介入通知(督促を受けないようにする手続き)をしてもらうべく、自己破産で気持ちは固まる。
よし、自己破産だ!のはずだった。
しかし本当にこれでいいのか?
そもそもデメリットをしっかりと理解していない。精神的負担を含め、もう少し考えたほうがいいんじゃないか?
結局その場では結論を出せず、持ち帰り検討することにした。
あとがき
その場で結論を出せなかった理由は、その費用が引っ掛かったからだ。お金がなくて首が回らず、借金を返せないから自己破産をするのに、弁護士費用は払え…と言う。借りたところには少しも返さないのに、弁護士費用は払え…と言う。
うーん、納得できない(商売でやってるのだから当たり前のことなのだが)
そしてもう一つ、結局のところ、多重債務者本人のことを真剣に考えてのアドバイスではないんだよね。ただの流れ作業。それが透けて見えてしまった。
そんなことを言ってる場合じゃないんだけど。
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